新型コロナウイルス感染症の後遺症外来
新型コロナ後遺症についてはいまだ解決法がなく、多くの方が苦しまれています。渋谷区の小さなクリニックではありますが、だからこそコロナ後遺症でお悩みの患者さんも多く診察してきました。
当院では陣内理事長が日本東洋医学会漢方専門医でもあり、新型コロナ後遺症に対して漢方薬を処方しています。適切に対応すれば一定の効果を発揮すると考えています。巷で新型コロナに効く漢方としていくつか紹介されているものがありますが、そういったものを服用したり、やクリニックを数件回っても解決しない方は少なくありません。
次のような症状でお悩みの方はぜひご相談ください。
- 倦怠感
- だるさ
- 疲労感
- 慢性的な冷え
- しびれ
- 筋肉痛
- 関節痛
- 喉の違和感
- 咳
- 頭痛
- 微熱
- 集中力の低下
- 下痢・食欲不振
- 動悸息切れ
- めまい
- 耳鳴り
- 嗅覚障害
- 味覚障害
- 湿疹
- 不眠
■Bスポット治療(EAT)
コロナ後遺症の症状が上咽頭炎からきているものであることが少なからずあります。漢方の服用と並行してBスポット治療という喉の奥にお薬を直接塗布する処置が有効に働くことがあります。耳鼻咽喉科ならではの処置であり、当院でも実施可能です。
倦怠感、長引く咳、喉の違和感があるが、のどに炎症がない場合、実は上咽頭に炎症が残っていることがあります。上咽頭はファイバースコープでないと見れない場所にあるため耳鼻咽喉科以外のクリニックだと異常なしと言われるケースが少なくありません。
薬を直接塗布するため痛みを伴う治療です。炎症が収まるまで数回~数十回の治療が必要ですが、炎症が治まってくると痛みも徐々に少なくなります。
Bスポット治療をご希望の場合は来院時受付にお申し出ください。
Bスポット治療の注意点
- ファイバースコープで患部を確認し、医師が適応と判断した場合にのみ実施します
- Bスポット治療は軽度の場合2~3回、重度の場合は10回程度処置を行うことを推奨しています。
- 痛みをともない、治療後数時間~半日程度は血の混じった痰がでることがあります。時間とともに治まりますので心配いりません。
■来院に関して
患者さんの待ち時間軽減、より適切な診療を行うため、新型コロナウィルス感染症の後遺症のご相談につきましては【お問い合わせフォーム】よりあらかじめ症状をご記入いただきますようご協力お願いしております。
多くのお問い合わせをいただいており、返信まで少々お時間いただくことがございます。また、お電話でのご予約、お問い合わせはご遠慮いただいておりますことご了承ください。
より多くの患者さんを診察したいと考える一方で、しっかりと現状の症状をお伺いし適切な処置、処方を行うため予約制としていることをご了承ください。
お問い合わせ後、後日クリニック担当者よりメールにて受診についてご案内させていただきます。
■新型コロナウイルス後遺症に対して日常生活でできること
(※あくまでも院長が診察を行う上で感じていることを記載しています)
- 添加物の多い食品を避ける
- 小麦粉を使用した食品(パン・麺類・おかし)を避ける
- 免疫を上げる健康食品や飴類、ドリンク剤などを避ける
神経を過敏にさせている原因物質を避けることが重要なポイントだと考えています。当院では処方と同時に生活習慣や食事習慣を指導することも同時に行うことを大切にしています。
■最後に
東京都の小さなクリニックである当院ではありますが、小さなクリニックだからこそ、新型コロナウイルス後遺症のような症状を訴える患者さんたちに出会う機会も多く、できることが沢山あると感じています。
いち早い感染拡大の終息を願うとともに、より多くの方が健やかに日常生活をおくることができるように尽力したいと考えています。