外耳炎
料金目安
初診でつまっている耳あかを除去して、軟膏を塗って、薬をもらうと約1500円 (2013年現在)
膿が出ている時にはさらに細菌培養検査をすることがあります。
再診で軟膏処置をしたときは約400円 (2013年現在)
診療方針
外耳炎の診察は顕微鏡で行います。
炎症を起こしている部分を観察して、その部分が化膿しているのか、綿棒などで擦れているだけなのか、湿疹になってしまっているのか、を確認します。
化膿している場合には膿を除去した上で抗生物質入りの軟膏や液体の薬を使用しますが、炎症の程度がひどいときには飲み薬の抗生物質や消炎鎮痛剤を使用することがあります。
擦れて痒くなっているときには軟膏のみで処置をすることがほとんどですが、痒みが強い場合には痒みを止める飲み薬や、場合により漢方処方を行います。
湿疹になっている時には分泌物の塊を除去して消炎処置を行います。
分泌物は難聴の原因になったりカビの生えるきっかけになったりするので、丁寧に除くようにしています。
最近ではストレスが元になって耳の痒みを訴えるようになった人が多く見受けられます。
ストレスから生じた熱が痒みを生じさせたり、皮膚の循環を妨げて痛みを生じさせたりしていることが原因と思われます。
ストレスに関する指導が必要な人も数多く存在します。