めまい
料金目安
初診で眼診検査、聴力検査をして薬をもらうと約2600円 (2004年末現在)
再診で眼診検査で経過観察、薬をもらうと約750円 (2004年末現在)
診療方針
めまいの診察は眼振の観察を中心に、まず頭に原因のある危険なめまいかそうでないかを最重要と考えて診察します。
そして、聴力検査や問診を合わせて総合的に診断を下しています。
昨今はストレスに起因しためまいが増加している印象を持っています。
私は日本医科大学耳鼻咽喉科に勤務している時に200例程度のめまい専門外来を担当しましたし、シドニー大学留学中も、めまいに関する診察の見学と動物実験を行っておりました。
日本と欧米のめまいの診察スタイルはやや異なっていますので、双方のよいところを取り入れて診察しています。
欧米では塩分の取りすぎが関係するとされていますので、必要に応じて減塩の指導も行います。
また体位変換によるリハビリが有効な場合がありますので行っています。
東洋医学もめまいの治療に有効なことがあります。
明確なデータはありませんが、一部で言われているように利水剤が有効な患者さんは確かに存在すると思います。
特に水に関わる症状が強いと思われる患者さんには利水剤を処方します。
ストレスなどにより気逆の状態が強い場合には降性の処方を考えて処方することがあります。