難聴

料金目安

初診で聴力検査をして薬をもらうと約2200円 (2016年末現在、ただし薬代は別)

再診で聴力検査をして薬をもらうと約1600円 (2016年末現在、ただし薬代は別)

診療方針

聞こえなくなる理由はたくさんあります。
耳あかが詰まったとき、中耳炎のとき、神経が病んだときなどです。

これらのうち神経が病んでいる難聴の治療は急ぎます。
のんびりしていると聴力が元に戻らなくなるからです。

しかし神経性の難聴かどうかを患者さんが判断することはできません。
「何かが詰まっているから取って下さい」と言って来られる患者さんがいますが、
その中に神経性難聴の患者さんがかなり混じっています。
詰まっている感じがするだけだからといって、そのうち取ってもらえば良いという考え方は間違っているわけです。

中耳炎のときにも落とし穴があります。
痛いけれど中耳炎だから痛み止めでガマンしよう、という人がいます。
これでたまたま何とかなることもありますが、その奥にある神経が痛んでしまう場合もあるのです。

中耳炎が神経に悪影響を与えているという判断は耳鼻科医にも時として難しいのですが、患者さんは自分の聴力がどういう経過であるのか医師に明確に説明することで発見が早まるものと思います。

最近、仕事のストレスなどによる軽い難聴の患者さんが増えています。
すぐに治ってしまうことが多いため軽く見られがちですが、ストレスが長時間に及ぶと難聴が治らなくなることがあるので、要注意です。

ダイビング後や飛行機に乗った後の難聴、力を入れた後の難聴なども時として急いで治療をしなければいけないことがあります。