夏の鼻出血の要因について~乾燥とのぼせ

 真夏の診察の毎日となりました。

 最近、鼻出血の患者さんがにわかに増えてきました。この原因について考えてみましょう。

 私は季節性のある鼻出血は、鼻内の乾燥が最も大きな要因だと思います。この夏は暑さが厳しいですから、エアコンをつけたまま寝ている方も少なくないでしょう。これが乾燥の一因であろうと思います。

 では逆に、汗をだらだらかきながら寝ているとどうなるのか?

 これもやはり問題で、よく寝られないことからのぼせが生じやすくなります。寝ることは体の水分を養うことにつながるのです。よく経験するのは十分に寝られた次の日は肌がスベスベになる現象です。体の水分はのぼせを抑える効果がありますので、寝られないことは鼻出血につながります。

 この汗によって脱水ということも考えられますが、鼻内が乾くほど汗を失う人は、暑いところで寝ている人よりも、炎天下で運動を定期的にする人のように感じます。運動している人は慢性的な軽い脱水になっている場合もあるように思います。

 もともと夏は陽気、つまりエネルギーが強く降り注ぎ、体の中のエネルギーが首から上に集中しやすくなります。これものぼせを生じる一因であり鼻出血の原因となるでしょう。

 乾燥とそれに伴うのぼせが原因という結論です。実は耳の痒みが強くなる人も夏に増えるのですが、これも同じような理由であると思われます。これにどう対処すべきか、みなさん考えてみてくださいね。

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2008年07月26日