風邪の予防

風邪を予防するにはどうしたら良いですか?

ということを聞かれます。まず考えるのは衛気(えき)の充実です。衛気とは、体の表面を巡る防御のことです。防御が強ければ風邪もひきにくい、という当たり前の理論ですが、これを意識していない人が多いです。

通常は風邪を処理するために漢方薬を、副鼻腔炎や気管支炎の合併があるときには抗生物質を処方しますが、最近、衛気を増すための漢方薬である補中益気湯を処方することが増えています。会社が忙しいのか、余暇を欲張りすぎるのか、睡眠時間が足りないのでしょう。

特に東京は夜でも暗くならないと言われています。でも明かりを遮断して早く寝ることは衛気を増すために必要でしょう。大切なのは活動した分だけ寝る、陰陽のバランスをとるということです。

2018年11月28日

感染症あれこれ

秋になり、RSウイルスがインフルエンザB型に隠れて大流行していましたが、やっと収束しました。
今流行の風邪は特徴のない普通感冒。でも会社の決算などの影響で、少し疲れた方が多いためか治りが案外悪いですね。
さらに自分で何とかしようと放置して、最終的に副鼻腔炎になってしまう人がすごく多いようです。

のどが痛くなったのですぐに来ましたという人も多く見受けますが、風邪を早く治すコツは、体表面の症状、例えば寒気、関節痛、だるいなどの症状が始まったときに手元の葛根湯などを温かくして飲む、ということです。のどが痛くなるのは、その次の段階に達しているということであり、風邪としては中盤戦です。体表面に風邪があるときに防ぎきれなかったのでのどが痛くなっているのです。

感覚を研ぎ澄ませて、寒気と関節痛の段階で、あれ?風邪だな、と感じられるようになりたいものです。

2018年10月26日

第75回日本東洋医学会関東甲信越部会(甲府市)

連休の中日に山梨県立図書館で学会がありました。

行楽客で電車はごった返し、新宿から甲府まで立ちっぱなしの辛いスタートでした。

私は15時頃の発表で、鋭い質問にも上手に返答して無事に終了しました。

実はこの学会は私の書道展でもありました(笑)。

四名の演者の方のお名前を書かせていただき、それが壇上で使われたので思い出深い学会になりました。

 

2018年09月26日

自発性異常味覚について

久しぶりにブログを書いています。

学会前でドタバタしていますが、今回の発表は「自発性異常味覚」についてです。

この病気は、何も口に入れていないのに味がする病気です。
苦味のことが多いですが、酸味、甘味、それらの組み合わせなどもあります。

命に別条がないので患者さんも訴えられないことも多いかもしれません。
我慢してしまうのでしょうね。

でも慢性的になると食欲が落ちて痩せてしまったりするので、
これも治療の方法を確立する必要を感じています。

私は私なりにこれから研究していきたいと思っているところです。
来週の学会発表はその研究成果の第一弾といったところです。

2018年09月17日

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

この本は経営者なら是非とも読むべきだと感じました。

私は「どうしてこの人の考え方が広まらないのだろう?」と感じていることがありました。薄々「それは内包する美がないからかな」と思っていました。この本を読んで、やっぱりそうだったのか!と納得できました。

人は頭で考えて動いているようで、実は感性に動かされていることがとても多いように感じます。文学や哲学などの教養が現代社会に役立つのか?ということをいう若い人たちがいますが、その感性を磨くために必要なのだと私は思います。そういえば本当に賢いと尊敬したくなるような人たちはみんな文学、音楽、絵画などに親しんでいますよね。逆に表舞台から消えていく人たちはみな、この部分が足りないのかもしれません。

2018年06月27日

電気は身体に負担?

毎年のことですが、この季節に3回の学会出席が必要です。耳鼻科と抗加齢医学は専門医更新のために、東洋医学会は漢方専門医取得のためです。

抗加齢と東洋医学がともに大阪だったので、ホテルに泊まることになります。合計4泊でした。そこで困ったのは電気の問題でした。壁の中の配線がビジーなのか?ベッドに寝てみると体のコリがでてしまい、痛いくらいでした。

寝られずに困ったと思っていましたが、昔ブレーカーを落として寝られた経験があったので、今回はホテルのカードキーを抜いて寝てみたら寝られました。

電気自動車も増え、携帯デバイスを使う機会も増え、本当に困った状況ですが、これを何とも感じないことの方が危ないことだと私は思います。私が敏感すぎると思いますか?私も今まではそう思っていましたが、こうなってみると、体調がおかしくなる方が当たり前なのかな?と思います。

2018年06月20日

肉は良いモノなのかどうか?

栄養的には肉は豊富なアミノ酸を含んでいるので、必要なものと考えています。栄養学的にも必須なもので、中には癌を治すためにも肉を食べましょうという論調もあります。

一方で、肉は健康を害するもの、という人もいますね。確かに肉を全く食べることなく健康の暮らしている人が少数いることも事実でしょう。でも全員が健康とはとても思えません。

明治時代の健康法の中にも、肉は食べるなということが記載されています。気功法でも肉は避ける方が良いモノとされているように感じます。

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では何が真実なのでしょうか?

現時点の私の考えですが、肉で必要なものはアミノ酸だけ。あとは消化に悪い不要なもの、ということです。肉を煮込んでエキスだけ頂戴し、あとは捨てるのがよいのかもしれません。アサリとシジミではエキスだけ頂くということを以前からしています。同じような意味で肉もその方がよいのか?と現在自分の体をつかって研究中です。

2018年05月30日

風門を閉じてみよう!

風門というツボをご存知でしょうか?

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背中の上の方に左右2つある、風邪の入り口。

悪寒がするのは、ここから寒邪が入った時です。

このツボを小さくしたり大きくしたりできるのです。

小さければ風邪をひきにくく、大きければすぐに風邪をひく。ことになります。さて、では何が大きさ決める要因なのでしょう?

・・・

現状、私が知っているのは睡眠時間です。

たくさん寝ると閉じて、睡眠不足だと開いてしまう。

睡眠不足は風邪がひきやすくなるのですね。驚きました。

2018年05月10日

聞こえは話し方で変わる?

英語学習をしていると、執拗に

「話すことができる内容しかリスニングできませんよ」

と言われます。

ある日気づきました。

「もしかして、日本語でもそうなのでは??」

補聴器をしている患者さんで、会話のスピードについていかれない人は

あまり話をしない、あるいはゆっくりしか話さない人なのかもしれません。

高齢になってもある程度シャキシャキと話をすることで、若者の話にもついていかれるのかもしれませんね。

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2018年04月03日