気候と病気の関係について~難聴、めまいなど

 東京は週末に大変な豪雨でした。でも何より驚いたのは、今まで経験したことのないひどい雷です。夜中ずっとゴロゴロと鳴っていましたよ。空にエネルギーが相当溜まっているのだな、と感じました。

 小宇宙である人間がストレスで頭にエネルギーを溜めている状態と同じだと感じているのは私だけでしょうか?まあ、それはともかく・・

 そして梅雨のように湿気の多い日が続いていますが、そのためか難聴やめまいの患者さんが増えています。

 毎回毎回思うのですが、どうして湿気はこんなに人間の体に影響を与えるのでしょうか?

 よく気圧が低くなると調子が悪くなるということを聞きますが、確かに因果関係はあるかもしれませんけれど、月の引力の大きさを肌で感じることが少ないのに、気圧だけでそんなに症状がでるのかな?といつも疑問を感じます。

 月が体や心に与える影響が面白く読めますよ。

 私は気圧より強く体に働きかけている要因は湿度だと思います。元々ストレスなどで頭の気の循環が悪くなっているところに、強い湿度の変化があると、頭の水の循環が悪くなり、難聴やめまいが生じるのでしょう。

 少し見落としがちですが、風邪をひいてピークになると(だいたい喉が痛く、口が乾き始める時期です)、頭部の水の循環が悪くなりますので、同じように難聴やめまいが生じることがあります。

 注)この風邪と頭部の水の循環の話は私個人の経験則ですので、どこにも書いてありません。ネット上でも恐らく私のサイトしか出てきません(笑)。

 食事で水を排泄するならはと麦、小豆、黒豆、大豆、ソラマメ、冬瓜といったところでしょうか?

 辰巳洋著「薬膳の基本」(緑書房)より
 

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2008年08月31日