現在の患者さんの動向について ~ 各科協調して

 先週のメルマガに対するコメントを内科のT先生が寄せてくれました。ありがとうございます!記事に少し現場と異なる部分があるようです。

 > 最近は、一般内科開業医でも心療内科的病態を患った方がかなり増えて
 > いる印象です。病因は複合的で、経済情勢や重金属汚染など様々でしょ
 > うが、場(国全体?)が悪くなっているような気がします。

 私は抗うつ剤や、高脂血症治療薬が患者増加の一因であるという考えに賛成と書きましたが、実数として増加しているし、要因は複合的であることを忘れてはいけないということですね。

 > 今では20歳台の人の高脂血症や脂肪肝はあたりまえ、10歳台でも高脂
 > 血症をしばしば認めます。当たり前の運動量や脂肪摂取量、間食の取り
 > 方の修正だけでも相当の効果があります。

 私は高脂血症の基準値がコロコロ変わるのが気に入らなかったのですが、これも脳梗塞予防の観点からそうなっているなど、理由があるようですね。事情を知らないで誤った解釈をしているようです。

 > 各医療の診断・治療体系はそれぞれに存在意義があり、それらを尊重し
 > ながらお互いに連係することがこれから重要になると思います。

 私は既存医療に対して批判的な部分を多く持っているので(笑)、こういう「現実をきちんと見よ!」という意味合いのコメントをいただくのは大変に有難かったです。ありがとうございました。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2009年12月13日