花粉症の処方について~小青龍湯
花粉症は、終りが近くなってきましたね。まだ症状が出ているものの、大分軽くなられた方が多いのではないでしょうか?
花粉症に対して小青龍湯(しょうせいりゅうとう)という漢方薬が処方されることがあります。私も処方することありますが、花粉症の場合には長期間の処方になりますので、あまり好ましいとは思っていません。
小青龍湯には麻黄(まおう)という生薬が入っています。麻黄は中品(ちゅうほん)といって、長期間の服用はあまり好ましくないグループの生薬です。胃腸障害や、動悸が生じることもあります。先日、小青龍湯で体がこわばっている人を見て、改めて長期処方の難しさを感じました。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2011年04月24日