だんだん梅雨どきの診察内容になってきました
4月ごろは気の流れが悪くなり、理気剤と呼ばれる処方をたくさんしてきましたが、最近どうもそれではうまくいかなくなってきています。
もう暑さが増しているので、その影響でしょうか?
あとは節電でエアコンもあまり稼動していないところも多いでしょうから、暑いところも多いのかもしれませんね。
恐らく、ついついたくさん水分を摂ってしまって、水の流れが悪くなっている人が多いように感じられます。
細かいことを言うと、冬も寒くなりますと水が流れにくくなります。しかしこのときには臓腑の水の流れが悪いように感じられます。
今はどうも経絡の水のつまり・・・イメージ的には体の表面の水蒸気にも流れがあって、それがうまく流れない、そんな感じです。
水をたくさん飲むと、その水を循環させるだけのエネルギーが必要になります。ところが冷たい水を飲むと、それを温めるのに余分にエネルギーが必要になりますので、水を十分に循環させられないという事態が生じやすくなります。
私も相当水を飲む方なので、気をつけないといけないのですが、肩こり、首のこり、軽いめまいなどが生じやすくなります。私の場合には頭痛が起こります。
水は喉が渇いた分だけ飲みましょう。
それと、温かい飲み物は大丈夫と思わないようにして下さい。水分は体内に入れば、その温度を維持するのに結局エネルギーをとられます。冷たいものを飲むよりは良いですが、温かくても大量に飲めば、その温度を維持し、十分に循環させられないと、不快な症状の原因になります。
私も気をつけます・・。
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2011年05月22日