花粉症

サルが花粉症になったということが報道される。動物なら花粉が来たことを本能的に感じて避けるだろうに、これは動物園のサルだけのことなのだろうか?(そうであって欲しい)

残念ながら人間は本能的に危険を察知できないため、花粉が飛んできても何も感じられない。目や鼻に症状が出てもこれが危険なことであるということはやはり感じない。

異論があるかもしれないが、
子どもは動物的なところが残っているはずだと私は思っている。成長は進化の歴史であるからだ。花粉が飛んで症状が出てきたら、自ら外では遊びたくない、と言いそうなものだ。しかし実際には何も気にしないで外で遊んでいて、花粉症もどんどんひどくなる。

こんなものなのかな?と思う。人間社会に生きているのだから初めから本能など初めから持っていないのか、動物園のサルのように初めは持っていた本能を捨ててしまったのか?

自分の健康を守るという本能はかくも頼りないものなのだろうか?花粉は例外なのか?

2005年03月23日