雑文

「ブログを見て来ました」という患者さんが少なくない。

そこで思うのは、
1.案外、自分の言わんとするところが伝わっていること
2.案外、みんなが一般的な医療のレベルでは満足していないこと
である。

特に、みんながやっている(私もやっています)西洋医学は懐が浅い。「データ上○○だから、もう治りません」なんて結構簡単に言ってしまう。

でも、人間は人それぞれだから、西洋医学的には不可解なことも起こり得るだろう。そこに期待を繋いでいる人たちもいるわけである。ただ、医師があきらめた時点でその人たちはThe endになってしまう。

私が、私の家族が患者なら諦めて欲しくない。だからそれを考えながら自分もやって行きたい。

ただ・・・
今日はたまたま二人で診察していたので、じっくり話を聞くことができたのであるが、いつもこうだとは限らない。構想としては、いつもじっくり話を聞けるだけの体制を作ることを考えている。ただ、いつもバイト医師と診察するようなゆとりは全くないので、自分の時間のゆとりをどう作るか、これが問題である。まあ、いろいろ考えてはいるけれど、うまく行くかなあ。

2005年06月26日