医療情報について

体のことについてはみんながいろんなことを知りたがっている。もちろん私もその一人だ。ホームページはそういう欲求を満たしてくれるツールのひとつと言える。

病気のことに関して、私のホームページの使い方は「あれれ、これは知らないぞ(忘れたぞ)」ということであたふたと調べることがほとんどだ。ホームページを見た時にその情報の有用性については何となく勘が働く。いくつかのホームページをみて、そのうちのひとつを熟読することで終わりになる。

でも、たいていの人は自分の症状で検索をかけてみることが多いのではないだろうか?そうするといろんな情報がランダムに自分の前に現れる。それを上から順番に読むことになり、「じゃあ自分の病気は何??」と混迷がかえって深くなることも多いのではないかと思う。

例えば「首が腫れた」というだけで、風邪から喉頭癌、果ては結核まで検索されてしまう。結局不安がつのるばかりで何も解決しないということになりかねない。

・・・さて何か妙案があるか?

残念ながらない。いくら情報が開示されてもそれはあくまでも確率上のことであり、診断確率を高めるのは結局医療従事者の経験によるのだと思う。さらに情報にうそや紛らわしい情報まで混じって伝わってくる以上、医師患者間の情報の非対称性はいつまでも解消されない。残念。

医療相談をメールでしている医師もいる。ただやはり不確実だし、結局「不安なら来て下さい」という結論になりそうなので、時間対効果が悪い感じがする。

私はこのブログ、そして今度創刊するはず(笑)のメルマガで感性を鍛えていただこうと思っている。

実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~
http://www.mag2.com/m/0000164378.html

予防こそ最大の防御。病気になったら諦めて受診する。これが私のオススメである。

2005年07月14日