めまい

どうも台風のせいか、めまいの患者さんが激増しています。

気圧のせいだと言う人もいますが、東洋医学的には湿度のせいだろうと思っています。

ここのところムシムシします。暑くはなくなったけれど、その分湿度が高くなってなんだかいつまでも暮らしにくい気候です。

気象庁 | 昨日までのデータ(統計値)によると
平均現地気圧 平均海面気圧 平均気温 最高気温 最低気温 平均相対湿度 最小相対湿度

1日1012.0 1016.2 27.3 31.3 23.3 62 42
2日1010.7 1014.8 28.3 32.4 24.2 59 36
3日1009.2 1013.4 28.2 32.1 25.3 64 44
4日1009.7 1013.9 26.7 30.8 22.6 73 55
5日1011.0 1015.2 23.8 25.4 22.3 84 78
6日1010.1 1014.3 24.6 27.6 22.0 84 76

やはり現地気圧は変化がなく、気温が下がったのと、湿度が上がったことが要因だと思います。以前から最小相対湿度が高くなったときに発症しているように感じています。

ただ、めまいの場合には明らかにストレスが要因になっている人と、今回のように気象に関連して起こっている人の2通りを考えなくてはなりません。ただ、東洋医学的にはどちらも水毒であり、同じことです。

ストレス性の場合にはストレスを除くことが一番効果的です。一方、気象に関連がより強い人は、水をめぐらせる処方が有用だと感じています。

2005年09月08日