声を使う人の診察
今日は声を使う職業の人たちの診察が多かった。
こういう人たちには、声が出ない!なんてことが起こらないようにしなくてはならない。でも風邪はひくし、気管支炎は起こすし、気候は乾燥している。声には悪いことばかり。
しかも西洋医学に乾燥による病の概念がない?ので薬も西洋薬にはほとんどないのが現状だ。西洋は乾燥しているのが基本なので、それに対応する薬の開発などされないのだろう。したがってメイドインジャパンで乾燥した粘膜を潤し、しかも副作用の少ない薬剤を開発しないと多くの人は救われないだろう。
ただ私は乾燥に抗する潤性の漢方薬を手段としてもっているので、何とか対応できていると思う。声への対応は漢方薬なしではなかなか難しいように感じている。
2005年11月11日