パリのホメオパシー事情

 さて、今回はとても貴重なお話を6年以上パリ在住のSYさんからいただきましたので、掲載させていただきます。パリのホメオパシー事情について抜粋しましたのでご覧下さい。

 諸外国の方たちへ。医療事情に関してメールをいただければ幸いです。どんな経験をしたか、というようなもので結構ですので。宜しくお願いいたします。

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 3年ほど前からホメオパシーが生活の一部になっています。3~4ヶ月毎にホメオパスの診察を受けて、季節に合ったレメディと体質改善のレメディを処方してもらいます。体調は以前に比べ改善されたし、体調が崩れ始めたときもすぐに対応できるのでとても助かっています。特にここ数年は流産を2回したり、その後無事出産したり(早産ではありましたが)と、薬を飲めない時期が長かったので副作用がない(注:副作用が全くないわけではないようです)ホメオパシーにはとてもお世話になりました。

 1度目の流産の原因でもあるロタウイルス性腸炎には、4年前から毎年冬になると2~3回は罹っていたのですが、これもホメオパシーのお陰で無縁になりました。2人の娘たち(4歳半と11ヶ月)も私の影響でホメオパシーでちょっとした病気を治してきました。どちらかというと、治したというよりも予防していると言ったほうが正しいのかもしれませんが。。。

 フランスではホメオパシーやアロマテラピーが盛んで、薬局で簡単に手に入るし(もちろん薬剤師に相談してということになりますが)、詳しく解説してある本も普通に本屋に並んでいます。日本で言うところの漢方薬のような感覚なのでしょうか。フランスのホメオパスは医者の資格を持っていることが前提なので、アロパシーと併せて総合的に診断・投薬してもらえるのも利点だと思います。日本にももっとホメオパシーが普及する日が来ることを願わずにはいられません。漢方薬がこれだけ普及したのだから、ホメオパシーにも希望の光が見えるのでは・・・?遠い未来の話でしょうか。
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 もうホメオパシーが生活の一部になっていることが伺えますね。

 ホメオパシーは国によって様々な広がりを見せています。フランスは医師のみがホメオパスのようですが、日本には何も規制がありません。少なくとも枠組みだけは作らないと、明日からみんなホメオパス、ということになりかねません。

 自分たちの健康を共に考えてくれる人が自分たちのホメオパスであって欲しいですよね。一応、私も講習を受けていますよ。

メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より

2006年12月17日