またまた気管支炎が増えている理由
梅雨時に気管支炎が出やすいということをメルマガ52号でお話しました。
いや、エアコンかもしれませんよ、というご意見もいただいておりましたが、このところの湿気の多い気候のためか、またまた気管支炎は増えてきました。エアコンも否定はできませんけれどね。
ただ、湿気が多いということが気管支炎増加の大きな要因であることは間違いないと思います。
では雪国は冬中湿気が多いから気管支炎の患者さんが多いのかというと、そんなことは無いようです。
湿気は気管支炎のための必要条件ではあるのですが、それで十分とはいえないようです。湿気だけで気管支炎は起こらないということです。
では何が他の要因として大切でしょうか?
私なりに3つの要因を候補として考えてみました。
1.6月と10月初旬は気温の高さがだいたい同じであるので、適度に湿気があるうえに気温も比較的高いこと。
2.適度な湿気がある上に、気温の変動が大きく季節がわりの時期であること。
3.6月は新年度の疲れ、10月初旬は真夏の疲れが出る時期であること。
恐らくどれかが、または複数が正しいのだと思っています。
気管支炎はウイルス性感冒の後から生じてくることが多いので、それを考慮すると、恐らく2.が最も正解に近いのだと思います。しかし、それを検証することができません。
また毎日観察する中で答えを探して行こうと思います。
メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より
2006年10月08日