かかったかな?と思ったら・・・(私の場合)

 風邪の診察をしていると、どうしても風邪をうつされてしまうことがあります。インフルエンザも例外ではなく、先日もちょっと油断していて「もらったかな?」と感じたことがありました。

 私の場合おかしいと感じるのは、うつりそうなやりとりがあった後、5人くらい診察していると、ぼーっとしたり、だるくなったり、先日インフルエンザをもらった感じがしたときには動悸がしました。あくまで雰囲気ですが。

 当然、診察をしながら内心、まずいまずいと思っています。その時点で患者さんにうつしてしまうことはありませんが、自分の体調は転げ落ちるように悪くなる予感がします。

 <<よいですか!!ここで耐えてしまうとダメなのです。>>

 初期症状がでる2日間を乗り切ると、風邪が体に入っていく過程で一時小康状態になるからです。大半の人たちはここで、治ったと判断するか、何事もなかったと判断するようです。

 しかし!実際にはさらに2日くらい経過すると喉が痛くなってきます。そうなると、人によっては痰が出たり、咳が出たりでその後1週間くらい苦しむことになります。

 さてさて私の場合、かかったかな?と思ったら、たとえ診察中でもまずお湯を沸かします。これは診察が一段落したときに漢方薬を飲む準備なのです。

 そして体を温める漢方薬(葛根湯など)を熱めの湯で飲んで、みかんや飲料などでビタミンCを補給してとにかく寝ます。昼寝だと1時間程度ですが、午後の診療は十分できるようになります。そしてその日は早く帰り寝る!!とにかく自信が持てるまで最大限寝ます。

 ときには栄養ドリンク剤を使って半日だけ持たせることもありますけど、そのときにはあとでよく休養することが重要です。

 結局、今シーズンは1度も風邪らしい風邪はひかずに仕事を続けています。

メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より

2007年03月11日