めまいと気象の関連について

 9月の患者さんの動向をみていると、月末にめまいの患者さんが急増しているのが特徴的でした。

 ストレスなどから生じる神経障害というよりも、東洋医学的に水毒と言えるような状況、つまり水の代謝がうまくいかずにめまいが生じているということが多いような印象でした。

 水毒による症状としては、他に頭痛や肩こりが挙げられます。めまいがなくても、月末にかけてそういう症状に悩まされた方が少なくないのではないでしょうか?

 こういう症状が出たときに病院でも「低気圧が近づいているからねえー」ということをよく聞くのですが、私は以前から低気圧とめまいの関連は少ないとずっと主張を続けています。

 この9月の気圧は「めまいと気圧とはあまり関係がない」という仮説を裏付けるデータになっていました。気圧は月初からほとんど変化していません(東京の話で恐縮です)。

 月初から最低湿度が50%以下に下がらなかった日が何日もあり、そのことがめまいの発症に影響を与えたのではないか?と考えています。めまいがはやる数日前に最低湿度が下がらない日が数日あるように感じています。しかし、この考えにも確証はありませんので今後も観察を続けて行きます

メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より

2007年09月30日