冬の運動にはご注意を

 運動は体に良い、ということは間違いではありません。

 しかし、ただ運動をすればよいというものではありません。気候に合った運動を考えなければなりません。

 太平洋側の冬はとても乾燥します。あまり激しい運動をすると水分が失われた結果、とても乾燥がひどくなります。粘膜の乾燥は病原菌やスギ花粉の侵入を許すことがありますので、乾燥対策をしながら運動をする必要があります。

 粘膜の乾燥を最も効率よく防ぐ簡単な方法とは、十分な睡眠とリラックスした気分です。冬の運動時にはいつもにも増して休養をとる必要があるのです。休養が取れないのに運動ばかり激しくならないように注意が必要です。とくに水泳は運動量が多いので、特に冬には注意が必要なように感じます。

 冬に湿潤な気候になる日本海側では、太平洋側のようには注意が必要ではないのかもしれません。

 私の考えでは粘膜の乾燥に一番大きな影響を与えるものは、激しい運動とともに、ストレスと睡眠不足ではないかと考えています。ストレスは体の中では大きな熱になるので、乾きがひどくなります。

 ストレス発散のために運動をするのも良いですが、十分な休養をとるようにして下さい。ストレス発散を飲酒でするのも止めた方が良いでしょう。

メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より

2008年01月19日