高病原性鳥インフルエンザの臨床~インドネシアから

 高病原性鳥インフルエンザを数多く診察したというインドネシアの病院の医師が東京に講演で来ていました。

 致死率がとても高いのに驚きます。早期発見と早期治療が重要であるのに、インドネシアでは、インフルエンザなどの感染症専門の病院でないとインフルエンザ治療薬を使えないという実情があるようです。

 日本では良くも悪しくも、インフルエンザ治療薬をたくさん使用してきた経験から、早期発見にもかなり神経をとがらせていますので、もしも人から人に伝染するようになったとしても、その経験が生きるのではないかと感じました。

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2009年01月11日