新型インフルエンザ対策で考えさせられたこと

 新型インフルエンザ対策といっても、まだ大したことはしておりません。職員に映画「感染列島」を見ておくように言ったのと、マスクの見積もりをしているくらいです。

 しかし、興味を持って情報を集めているうちに面白いことが分かってきました。一番見落としていたことは、今のH5N1型鳥インフルエンザは人への感染力がとても弱いということです。

 感染力が強いという報道もされているようですが、人に対して2003年から約400人の発症ですので、とても感染力が弱いといえます。全ての国がきちんと家禽処理をしていれば、もうH5N1型鳥インフルエンザは収束しいていたという人もいます。新型インフルエンザとしてN5H1型が流行する可能性は低いという専門家も少なくないようです。

 とはいっても、何型かの新型インフルエンザが出てくることには異論のないところのようです。最大の死亡原因が細菌性肺炎であることから、対策として一番必要なもの(ところ)は、重症の患者さんの入院先、レスピレーター、病院マンパワーを削がないように、開業医が踏みとどまることのようです。

 まだまだ新しい情報が出てくるでしょうから、その都度情報を出していこうと思っています。

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2009年02月15日