【アーユルヴェーダ】アーユルヴェーダにおける体質(プラクリティ)の概念3

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、28回目です。
 体質(プラクリティ)の概念3をお届けします。

 同じ環境に生まれ育っても兄弟では全く異なる性質をもつのは何故か?ということについて検証しているところでしたね。

 パーソナリティとでも表現されるこれらのこと全ては、アーユルヴェーダの世界では「自然な」ことであり、あらかじめ決まっていることなのです。

 それはプラクリティと呼ばれる個人の特徴を判断するための独特な古代インドの方法です。

 プラクリティとは何でしょうか。一言でいうならば、他の人とは全く異なっ
ているひとりひとりの「性質」です。誰もがプラクリティを持っています。そしてそれは肉体的な外観、好み、知性、気質、罹りやすい病気などを決定づけているのです。

 ではどのようにしてプラクリティが形成されるのでしょうか?

 アーユルヴェーダによれば、個人のプラクリティは受胎の瞬間に決定します。

 来週もお楽しみに!

 ★ アーユルヴェーダに関する質問を受付けます。lohas@jjclinic.jpまで。

2010年05月09日