【栄養療法】たんぱく質の重要性1
今日はたんぱく質の重要性に触れたいと思います。
特に高齢者で多いと思いますが、コレステロールが高いと言われ、あっさりとした食べ物ばかりを食べていると言う人がかなりいらっしゃる印象です。
コレステロールは通常、年齢を経るごとに高くなる傾向がありますが、どういう意味があって高くなっていくのか、聞いたことがありません。どこに行っても、高値だと危険だから下げましょう、ということを皆が言います。
しかしこれは本当に良いことなのかな?と思う事があります。
食べ物は麺類だったり、お茶漬けだったりですが、これで健康は守れるのでしょうか?
人間の体はたんぱく質からできています。
機能面でもたんぱく質は大きな働きをしています。酵素もたんぱく質ですし、ホルモンもたんぱく質からできているものもあります。筋肉も免疫物質も血液中の物質運搬物質も細胞膜受容体も、全てたんぱく質なのです。
このようにたんぱく質の働きは実に多彩です。不足することが様々な病気の原因になる可能性があることがご理解いただけるでしょう。
もし必要なたんぱく質摂取が不足した場合にはどうなるのでしょうか?
体は自分の体を壊しながら、多種多様な機能を守っていくことになります。私たちの体には一定量のたんぱく質摂取が不可なのです。
タンパク質の重要性2に続きます。
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2010年05月16日