【栄養療法】微量でも、とても大切な鉄分について5
鉄分に関して、今週で5回目です。今回は鉄を補給するときの飲料です。
以下はマウスの実験データです。参考にしているサイトはこちらです。
例えば紅茶とともに鉄分を摂取すると、紅茶のポリフェノールと鉄が結合してしまうので、鉄の吸収が悪くなります。しかし、前もってゼラチンを加えておくと、ゼラチンとポリフェノールが結合するので、鉄吸収は低下しません。
食事と共に鉄分を摂取すると、鉄の吸収は落ちません。つまり鉄サプリメントを単独で、しかもお茶で摂取すると、鉄分の吸収が悪くなるので、食事と共に摂取するか、お茶でない飲料を用いると良いでしょう。食事からの鉄分の吸収はあまり飲料の影響は受けないと予想されます。
さて、鉄については以上ですが、ここからは余談です。
先日、某団体から、サプリメントの被害に関する情報を共有しましょう、という紙面が配られました。サプリメント被害に関する事例を集めたいようです。
私はサプリメントを全面的に良いものとは思いませんが、現代人の食事事情、
ストレス社会にあっては、サプリメントを摂取することで救われる人たちが
少なからずいらっしゃることは事実として認めざるを得ません。
サプリメントも服用方法や薬の選択を誤らなければ何も問題ないものと考えています。私は分子整合栄養医学を勉強して、それに即して、さらにご本人に合うものかどうか確認してサプリメントをお渡ししています。
やはりこういう紙面が回ってくるということは、血液検査などでしっかり検査して、論理的にサプリメントを摂取する必要性が高まっている、という印象を持ちました。
私とともに勉強している人たちです。
オーソモレキュラー研究会
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2010年08月01日