【栄養療法】コンドロイチン硫酸とグルコサミンについて2
今日はコンドロイチン硫酸とグルコサミンについて考えます。
先週は老人の膝痛や白内障、飛蚊症の予防、肌の保湿にコンドロイチン硫酸とグルコサミンが役立つ可能性があるので、総合的に老化を予防する可能性があるというお話をしました。
他にも効果の上がる可能性のある病態があります。
手術後や外傷のときには、組織の修復に役立つことが考えられます。これは予想がつきますね。
ではこれはどうでしょう?
ネフローゼ。これは通常なかなか治りにくい病気に入ると思います。まず、尿のタンパクがどのように保存されているか考えてみましょう。
腎基底膜は負に帯電して、同じく負に帯電しているタンパク質が腎糸球体でろ過されにくいような仕組みを持っています。これを荷電バリアと言います。もちろんタンパク質がろ過されてしまわないように、網の目のサイズも小さくなっています。これはサイズバリアと呼ばれます。参考サイト
コンドロイチン硫酸は負に帯電しているので、これが助けになり尿タンパクが出ている人(つまりネフローゼの患者さん)でも、尿タンパクが出なくなるようです。これについては、裏付けとなる情報をサイト上で探したのですが、見つかりませんでした(泣)。
ただ、コンドロイチンを摂取して尿タンパクがなくなった方の体験談がこのサイトに掲載されています。ご覧下さい。
やはりネフローゼにコンドロイチン硫酸の効果があることは明らかのように思えます。
来週も続くと思います。
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メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2010年08月14日