【アーユルヴェーダ】季節の消化力とお米の話

 今週は分子整合栄養医学のコラムはお休みして、久しぶりにアーユルヴェーダのコラムを書いてみます。

 今日は東京アーユルヴェーダ研究会に初めて参加してきました。先生はクリシュナUK氏です。とてもお話が上手なので疲れも吹き飛び、話に引き込まれました。その内容の一部をご紹介します。

 アーユルヴェーダの食事に関する考え方はとても参考になります。特に消化力と米の話が印象に残りました。

 米は新米よりも古米の方が消化に良いのだそうです。インドでは新米をわざわざ俵のまま置いておき、翌年に食べるようなこともするそうです。

 では新米は食べないのか?というと、そんなことはありません。消化力旺盛なスポーツ選手などは新米の方が良いかもしれないということでした。でも体調の良い人でも基本的には古米の方が良いのだそうです。まるでお酒のようですね。

 そしてこれも知らなかったのですが、冬には消化力が高まるそうなので、秋にとれた新米を冬に食べるということは理にかなっているのだそうです。もしも秋以外の季節に収穫が成されたら、それは自然の理に反することになるのだそうです。

 こういう自然の理を意識して内容が作られているアーユルヴェーダは、自然をより深く考える材料を与えてくれますね。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年11月14日