【アーユルヴェーダ】六味の働きについて~酸味

 先週から六味の働きについてお話しています。先週は甘味についてでしたが、今日は酸味についてです。学会の教科書を主に参考にしています。

 酸味の食事の属性(グナ)は軽性、温性、油性です。軽い感じ、というのは少しわかる気がしますね。あとは・・?(苦笑)。油性があるので、便秘に対しては良い方向に行くようです。

 酸味の食事の働きは食欲亢進、消化の火増強、唾液分泌作用などがあるので、食事前に酸味のものを摂るのが良いかも知れませんね。

 酸味のハーブとして主に使われるものは、サンザシの実、レモン、ライム、ラズベリー、ローズヒップなどです。

 酸味の食事は他にも活力アップ、思考の活性化、体力増強、強心作用などの良い面もあります。

 しかし、酸味の過剰な摂取による悪い面にも注意しましょう。喉や胸部の灼熱感が生じます。これは西洋医学的には消化機能が亢進し過ぎるのでしょう。

 あとは、歯の知覚過敏、喉の渇き、立毛、痩せ、傷の化膿などを生じやすいようです。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年11月28日