飲酒と健康の関係

 お酒を飲む人にとっては、健康とお酒の関連と言えば「酒は百薬の長」ということになりましょう。しかし、このことわざはかなり時代を遡ります。ネット検索によると、前漢時代に「其れ、塩は食肴の将。酒は百薬の長、嘉会の好。鉄は田農の本。」と言われたのが始まりとか。この時代だと、食べ物も十分でなく体もエネルギー不足であったので、酒があるとエネルギーを補えたという背景があったのかもしれません。

 しかし現代は皆、熱量を多く持っているため、飲酒するごとにエネルギーが過剰になっていき、同時にビタミンなどの栄養素は消費されてしまい、不足の傾向になっていきます。今週立て続けに、飲酒が原因と思われる、鼻出血、難聴(ビタミン欠乏による)、副鼻腔炎の患者さんがこられたので、ちょっと気になり書きました。飲酒の習慣がある人は総じて、飲酒が病気の原因とは考えていないので、ちょっと困ることがあります。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年11月28日