【栄養療法】栄養からみた花粉症対策~アスタキサンチン

 久しぶりに栄養療法と花粉症の関連についてひらめいたのでご報告します。

 花粉症は、最終的には肥満細胞というアレルギーを引き起こす細胞が壊れて、そのときにでてくるヒスタミンなどの生理活性物質がくしゃみや鼻水を起こす訳です。

 もしもあなたの細胞の膜が壊れやすいとしたらどうでしょう?

 恐らく、少しの刺激でも、あるいは大した刺激がなくても、くしゃみや鼻水の症状が起きるかもしれませんね。

 つまり細胞の膜を安定化させることは、症状の改善につながると思うのです。

 ・・じゃあどうするの??と思いますよね?

 細胞膜は主にたんぱく質とコレステロールでできています。ダイエットなどで脂肪分をあまり摂取しない人がいらっしゃるなら、膜が壊れやすくなってしまいますので要注意です。また古い酸化した油を使った料理ばかり食べていても膜が壊れやすいかも知れません。

 膜の酸化(錆びのようなものですね)はストレスや喫煙、恐らくアルコールでも生じます。これらのものは避ける方が良いでしょう。当たり前?当たり前かもしれませんが、基本も大切です。

 膜を構成するタンパク質と、その代謝に重要なビタミンB群を摂取することも膜の安定化につながるでしょう。

 膜の酸化を防ぐという意味では、ビタミンEが有効でしょうね。あとは論理的には特にアスタキサンチンが有効ではないかと思います。アスタキサンチンは美肌効果だけではないと考え、当方でも扱っています。
 
 細胞膜の安定化から花粉症を考えてみました。良い栄養を摂取することと、酸化に繋がる習慣を絶つことが必要でしょうね。

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2011年02月06日