花粉症の診察から~気づいた予防法について

 花粉症を軽くするためには免役の調整をすることが有効です。

 当方では漢方薬や、一般の治療薬を用いて治療に努めておりますが、相当の効果が上がっていると思います。今年のように花粉飛散が多い年でも、マスクが不要になったというお話を伺うと、1年間治療してきてよかったと思います。治療をやめても、それだけの体質が残りますしね。

 治療薬を使わなくても、食べ物の内容を検討したり、歯科金属を除去したりすることが、有効であるように感じています。

 さて、先日気づいたことがあります。女性の服装です。

 いつからか、胸の開いた服を着ることが流行?になっています。冬でもそういう服装をしている人が目立ちます。今まであまり考えておりませんでしたが、これは免疫的には良いことではないのです。

 頸部から胸部にかけては免役にとって重要な組織である胸腺が存在します。この部分の機能は免疫の調整にとって大変重要であろうと考えています。

 皮膚温が下がりますと、内部で潜在感染といって、体内に潜んでいるウイルスなどの微生物の働きが活発になります。この部分は温めて、免疫を高めてやることが、花粉症をはじめとしたアレルギー疾患の治療には有効と考えています。

 若い女性はどうしてもファッションに目を奪われがちですが、体のことを考えて、胸の開いた服はできるだけ着ないようにしたいものです。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2011年03月20日