『子供が丈夫になる食事』~栄養療法と断食療法
先週本の紹介を休んだから、というわけではありませんが、今週はここでも本を1冊ご紹介します。いつも教えていただいている定先生も書いている本です。
桜本美輪子、定真理子(著)、ワニブックス、2011/01
分子整合栄養医学の内容を噛み砕いて書いてある本です。切り口は「丈夫な子供」ですが、実は大人でもみな同じようにある一定以上の栄養が必要と私は理解しています。
定先生の前作である「妊娠セラピー」に関する本を、妊娠を希望している知人に渡したところ、見事に妊娠し、「すごーい」と思ったものです。今回は子供のことなので、その知人にはこの本を私からプレゼントする予定なのです。
さてさて・・・、
後述していることですが、断食療法と栄養療法では内容の整合性が全く取れていないではないか!!とご批判を受けるかもしれません。しかし私の中ではしっかりと整合性が取れています。
つまり、断食をすることによって、人間の根本の構造が変化するのだと思うのです。断食の結果、栄養は何倍にも増加した腸内細菌が補ってくれるようになるのでしょう。体の各所でも必要な栄養の質や量が変わってくるのだと解釈しています。
しかし断食で、そういう極限にまで至ることができない凡人である私たちには、栄養療法は魅力的な方法のように感じられます。そして可能なら練達の指導者の下で断食を短期間行うことが、体のクリーニングという意味では良いように私には感じられます。
栄養療法も断食療法も健康になるための手段という意味では同類です。しかし、栄養療法は肉体を万全にすることに主眼があり、断食療法は体を浄化するとともにメンタル面を磨くということに目的があるように感じます。考え方の相違、ゴールの違い、と言えるのではないでしょうか。
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2011年03月06日