コレステロールは下げた方が良いの?3
先週まで、コレステロールには実は重要な働きがあるということ、コレステロール値が上昇するのは、コレステロール不要のメッセージが肝臓に届かないためであることをお話してきました。
肝臓でコレステロールが生合成される量は、食事由来のコレステロール量が多かったり、各組織から回収されたコレステロールが多くなると、少なくなるように調整されています。
コレステロールにはLDLコレステロールというものと、HDLコレステロールというものがあります。
LDLは悪玉、HDLは善玉コレステロールなどと言われていますが、本当はどういう働きがあるのでしょうか?
LDLは各組織にコレステロールを運搬する役割をします。各組織で余ったコレステロールはHDLが回収して肝臓に運んでいます。
これが血管で生じると、LDLが血管にコレステロールを持ってきて、HDLが回収するという意味合いになります。
ですので、LDLが悪玉、HDLが善玉などと言われるわけです。
今週は勉強不足のため、ここまで!
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2011年09月25日