こじれた風邪の様々な側面について

 この季節、朝夕あるいは日によって寒暖差があるため、風邪をひかれている方が多いです。疲れによって少しこじれたようになっていて、やや強い薬を処方する機会も増えています。

 そういう時に生じる症状を覚えておきましょう。

 少し肌寒い・水のような鼻水がでる、あるいはくしゃみがでる・ときに咳がでることもある・喉が痛くなることもある、そんな感じです。

 鼻水がダーっとでるので、秋の花粉症と間違えて来院される方が少なくありません。しかし花粉症は毎年少しずつ症状が出てきます。今まで秋の花粉症になったこともないのに、急に鼻水がたくさん出る場合にはむしろ花粉症は疑い難いです。

 あとよく患者さんがおっしゃるのは、「疲れているけど、いつも通り働いているだけなんだけど」というものです。

 確かにいつもと変わりないのかもしれませんが、疲労の蓄積によって体が外邪(外からの悪い刺激)に対して、体温を上げることができるほどに体力が残っていない、ということが起こり得るということを覚えておきましょう。

 鼻水がさらさらだったのに、粘ってきて、咳も強くなってしまった、と治療中におっしゃる方もいらっしゃいます。このように風邪がこじれたときには、こじれがほどけるほどに鼻水は粘り、痰のからむ咳がしつこく出てきます。寒くて水のような鼻水がたくさん出る時間が長いほど、反動で粘った鼻水も後からたくさん出て参ります。

 寒気と水のような鼻水は風邪がこじれていなくても、もらった瞬間に生じる症状でもあります。どちらにしても、寒くなくなるまで温かくして寝ている方があとあとスッキリ治ります。

 寒いから入浴して温まって寝たいという方もいらっしゃると思いますが、体力温存のため、できるだけ入浴はせず、早く就寝することをお勧めします。

 ご参考までに、このこじれた状態から回復させる特効薬があります。漢方薬の麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)と呼ばれる処方です。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2011年11月05日