気候が寒くなってきました。腰痛の季節です

 寒くなってきましたね。冬は腎(生命力)の力が弱くなるのでそれに合わせた対策を考えていかなければなりません。

 では腎が弱くなったときの腰痛とはどんなものでしょうか?

 腰自体は力が入らない、だるい、疲れると悪化するなど、あまり特徴的な症状はありません。

 腰回り全体で考えると、頻尿や夜間尿、精力減退なども腎が弱くなったときの症状です。

 また、腰回りのことだけではなく、体全体の症状にも注目する必要があります。手足のむくみ、耳鳴り、めまい、難聴、脱毛、肩こり、脱力感、無気力などが主だって現れることもあります。

 こういう症状と共に腰痛がある人は腎虚(腎の力が弱くなった状態)が原因で腰痛が生じていると考えましょう。

 さて、腎虚に由来する腰痛に対応する食材を参考書から抜粋してみますと、

 にら、くるみ、黒豆、松の実、山芋、エビ、黒ゴマ です。

 さて、

 CMで有名な杜仲茶は、テレビではメタボリックシンドロームに効果があるとテレビで紹介されました。私も脂肪が溶けるようなイメージを持っていました。いろんなサイトで血管から若返りましょう、ダイエットしましょう、というようなイメージが流布されています。サイト1 サイト2  

 しかし調べてみると、杜仲茶はむしろ、腎を補う不老長寿の強壮薬としての働きが大きいようです。薬膳の教科書をみても、腎と肝を温めて補うのが本来の杜中の働きです。

 杜仲茶で動脈硬化が改善するというデータがもしも本当であるなら、杜中の腎を補う作用により血流が改善し、その副産物として動脈硬化が改善したと考えるべきなのではないでしょうか。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2011年11月26日