正しく歩くこと~イライラのツボ
最近、正しい姿勢で歩くように心がけています。
まず背筋が伸びた時に、任脈と督脈が流れ出すのが分かります。任脈と督脈というのは経絡、つまり多くのツボを結んだ線のこと、ですが、この経絡は生まれたときだけ開いていて、大人になるに従って閉じてしまいます。
この経絡を開くと気に敏感になってきます。気功でもまず、この経絡を開くことが重要なテーマです。
感じとしては、頭に涼しい風が吹く感じだったり、呼吸が楽になり森にいるように感じられたりします。
実は任脈、督脈には重要なツボがたくさんあります。ですから、この体の正中を活性化することで、健康により近づけると思います。
例を挙げますと、イライラしたときに鍼師はどこに鍼を打つでしょう?
答えは一つではありませんが、任脈の上の壇中というところに鍼を打ちます。この壇中はヨーガではアナハタチャクラと呼ばれる感情のチャクラとして知られている場所です。学問は異なっても体の構造は同じなのだな、とあたりまえのことに驚かされます。
そしておまけに、イライラのツボをもう少し挙げると、まず神門ですね。手の小指のところにどうして神様の門があるのか不思議です。心経は心の問題と大きく関わっています。
そして肝経にはストレスを処理する働きがありますから、刺激しておきたいところです。そこで、太衝というツボを考えてみます。
太衝は肝経の原穴(げんけつ;中心となるツボ)ですので、ストレスから生じるめまいの治療にも使えるということに、初めて気づきました。
余談から話がどんどん逸れますが、おしまい。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2012年03月25日