南の島から帰国した知人の友人のお話~感染症かな?
知人の友人が、南太平洋の国に行って帰国してから潰瘍性大腸炎になったということを話してくれました。
私はこの情報を持っていたので、これをその友人に伝えました。
↑このサイトを邦訳すると読みやすいですよ。
南の国では潰瘍性大腸炎の患者では寄生虫検査をすることが当たり前になっているとのことです。結構、同様の内容を含んだ論文が多く見られますね。
インドにおける潰瘍性大腸炎患者の糞便検査では、ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルスの有病率がそれぞれ8%、10%であり、寄生虫も2から4%の有病率であったと報告されています。
もしもこういう患者さんに免疫抑制剤などを投与する一般的な方法を使うと想像ですがことが感染症だけに、あまり良い結果にならないかもしれません。
昨今は海外との行き来が盛んになっているということもありますし、日本の気候も亜熱帯のようになってきています。そういう意味ではちょっと心配もしています。
日本では寄生虫学の講座がなくなる傾向にあると聞きます。研究者が減っているのでしょうね。しかし日本の気候も温暖化の傾向であり、こういう学問が衰退するのは看過してはいけないことのように感じました。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2012年09月23日