陰を今のうちに補う

 陰を今のうちに補う、ってどういうこと・・・?と思われた方も少なくないでしょう。説明していきますね。

 陰とは中医学の言葉づかいです。「陽=温かい、エネルギー」に対して、「陰=冷たい、物質」ということになりましょう。

 今のうちに冷たい物質を補う、そんな感じです。

 冷たい物質で最も分かりやすいものは水ですね。体の中に水がたくさん入っても体は冷えます。陰とは水分、体液と考えると良いかも知れません。

 ではどうして今のうちに水分を補う必要があるのでしょうか?

 秋から冬にかけて、地域差はありますが、概して乾燥しやすい季節になります。乾燥に対応するために、たくさん水を飲む人が居ますけれど、これはNGです。

 急に乾燥から脱却して潤いを得ることは難しいので、普段から潤いを保ち冬場の乾燥に対して事前の準備をしておくことが必要です。

 実はこの潤いのための準備は春の花粉症にも役立ちます。

 春は風邪が邪気の中心になります。花粉症もその一部分と考えられます。風邪はめまぐるしく変化する症状のことを意味しているので、それを抑えるのは重みのある物質です。つまり水ということになります。

 花粉症は乾燥が症状を悪化させているという側面があります。睡眠不足などで乾燥がよりひどくなると症状も悪化するわけですが、秋の補陰(水分を補う)が十分でないと、乾燥の程度が増して花粉症も悪くなるというわけです。

 秋の補陰は、りんご、キウイ、梨、びわ、柿などの果物が主体になります。良質な果物を食べるようにして下さいね。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2012年10月14日