ストレスは悪いもの~癌抑制遺伝子

 癌は早期発見がとても重要な病気であることはご存知でしょう。

 でもどのように早期発見するかはとても難しいです。健康診断を頻繁にすれば良いのでしょうか?

 それもひとつの方法とは思いますが、年に一度の健康診断では完全とは言えないと思います。

 昔話になりますが、私の父親は毎年健康診断を受けていました。しかしあるとき、しかも健康診断を終えて2カ月のときに胃癌、しかも進行癌であることを告げられて亡くなりました。

 何故こんなことが生じたのか、と考え込んでしまう出来事でした。

 最近、患者さんをみていて少し思うところがあります。

 癌を進行させる要因はストレスが大きいのかな?と。

 癌細胞は日常の生活でも相当数できていると言われています。それを免疫が阻止しているのが通常です。

 しかしストレスがかかるなど免疫を下げる要因が強くなると、癌細胞を抑える力を増さなくてはいけません。そこで癌抑制遺伝子が発現するのだと推測しています。

 ストレスが強くなると癌抑制遺伝子が強く発現し、ストレスから解放されると癌抑制遺伝子が検出できなくなるのを見るにつけ、ストレスとはいかに悪いものか、思い知らされます。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2012年10月07日