難聴について

企業が利益を厳しく追及したり、業績が悪くなるとすぐにリストラ、という世の中なので、みんないろんなストレスにさらされていると思う。ストレスがないという人を見ると、現世を生きているのかしら?と感じてしまうほどだ(それほど大げさでもないかな?)。

そんなストレス社会だからか、低音が聞こえない難聴の人が増加している。私には低音障害型難聴になる要素として重要視している点が3つある。

1.ストレスが多い
2.あまり寝ていない
3.忙しい(疲れ)

あとは塩分の取り過ぎなんかも時に気になることがある。

この季節に難聴がひどくなる可能性がある職業としては、耳鼻科医!(花粉症の治療で)、会計士(決算期で)などが挙げられる。特に締め切り厳しい仕事の人にはストレスがかなり大きくのしかかる。

ところで昨日、低音障害型の難聴であるのに、ストレスや疲れを感じていない人で、耳痛を訴える人が2人いた。ウイルスだろうか?耳痛といえばヘルペスウイルスであるが、ちょっと根拠にかけるので、抗ヘルペスウイルス薬は使用しなかった。9月くらいだったが耳痛だけで来院され、抗ヘルペスウイルス薬を使用して改善したことがあった。季節としてもヘルペスウイルスが活動してもおかしくない時期である。どうするか。。

2005年01月26日