インフルエンザ

インフルエンザが東京でも流行してきたようだ。うちのクリニックでもマスク着用を呼びかけている。忙しくなるとなかなか対応できないが、できるだけ受付でマスクも配るようにしている。

診察をしていて悩んでしまうのは、いかにもインフルエンザの症状なんだけれど検査をしてみるとインフルエンザでないときである。検査の的中率は100%ではないだけに、そのときにどう対応するか悩むところである。予防?のために薬を出すか出さないか、そのときの判断ということになる。流行を広げてはいけないし難しいところである。

あとの悩みは1歳未満のインフルエンザが見つかった時の対応である。症状が激烈であるためか、みんな小児科に受診するようだが、耳鼻科のうちとしてはやはり小児科受診をお勧めするしかないかなと思っている。

実は我が家にもインフルエンザの恐怖が襲ってきている。幸いにして私は無事であるが、湿度を高くしたり、みんなと別の部屋に寝たり、みんなにマスクをしてもらったりと結構な気の使いようである。

2005年01月30日