成都中医学研修5日目(帰国)
もう当たり前のことになったのですが、朝は7時20分までにチェックアウト、集合だというのに、みんながきちんと揃っています。なんて気持ちの良い人たち!
ところがひとつの問題が生じました。航空券が手元に見当たらないというのがY先生。何も捨てていないということでしたので、あまり心配はしませんでしたが、やはり空港に着いたときにスーツケースから航空券が出てきたときには嬉しかったですね。海外旅行も何があるか分かりません。
例によって飛行機は30分の遅延でした。その間、搭乗口脇の本屋を見ると、あるわあるは面白そうな本の数々。中医薬関連の本も充実していて、私でさえ「図説皇帝内経」を買ってしまいました。ほとんど全員が数冊(私は3冊+地図)を買いましたので、本屋はてんやわんやの賑わいになりました。恐らく今までで一番短時間にたくさんの本が売れたのではないでしょうか
北京行きの飛行機の中では、今回の引率者の一人であるT先生の横に座りました。先生は万年歴を買っていたので、午年の私の性格を紐解いていただきました。最初の15行くらい面白いように私の性質を言い当てる文章が並んでいたので大笑いしてしまいました。午年の人がみんなこんななのかしらん?
北京に着いたのはいいのだけれど、もう飛行機には乗れないといわれてしまうハプニング!結局搭乗口まで全員マラソンの末何とか乗れたのは乗れたのですが、言葉の通じる人が居なければ間違いなく飛行機には乗れなかったでしょう。T先生、本当に感謝です!入国の際に、缶のスプライトまで開けても良いかと聞かれ、開けられてしまったので、その場においてきてしまいました。
北京から成田まではKさんのおとなりで、成田までずーっとしゃべりっ放しでした。くだらないこともまじめなことも話しに話しました。自分の診療の内容を初めて公開してみましたが、感冒治療の中西医結合に関する自分独自の理論に理解を下さったので大変に嬉しく自信になりました。まだまだ話し足りない感じでしたが、成田にあっという間に着いてしまいました。迂闊にも飛行機内で氷入りのドリンクを飲んでしまい、まだ体調が悪いままです(泣)。
成田では涙の(?)別れを惜しみ、T先生、K先生のご自宅近くまでお送りして帰宅しました。
散々休んだ天罰か、月曜日の診察は100人を超えてしまい、もうへろへろです。
(終わり)
2006年11月07日