風邪について最近思うこと~どこまで治療するか
最近、風邪についてちょっと考えていることがあります。
それは、治療が上手く行ったな、と思う人ほど次の風邪を簡単にひいてしまうということです。
う~ん・・・。どうしてかしら。気のせいなのでしょうか?
特に漢方薬を使用して治療がキマッたときは、劇的に良くなる印象があります。しかし、自分がどうして風邪になってしまったのか、などと生活を見直す機会を奪っているのかな?と考えているのです。
子どもの治療でも同じことが言えます。
すぐに鼻水を止めて欲しい、と言うみなさんの気持ちはとても良く分かります。でもお子さんを強く育てたいという観点から言うと、あまり手を貸さない方が良いのかもしれません。
先日、とあるお母さんともお話しましたが、後遺症が残らないような程度に手を貸していくということが大切なのかもしれません。
覚えておきたいことは、子どもは病気に耐えることだけで強くなっていきますが、大人は強くならないので、生活を見直さないとまた病気になってしまうということです。
大人は子どものように柔軟ではありませんから、病気を、生活パターンを見直す機会ととらえては如何でしょうか?
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2008年04月06日