インフルエンザの診察~ワクチンによる影響

 みなさんはインフルエンザワクチンを接種されましたか?

 ワクチンを接種することに否定的な一部のご意見もありますが、現状ではワクチンを接種するのが、最もインフルエンザの流行を抑える有効な手段と言えます。

 しかし毎年のことですが、インフルエンザワクチンを接種してもインフルエンザにかかってしまう人はいるんですよね。困ったことにそういう人たちは症状が軽くて、とても見分けるのに苦労します。

 見逃してしまう機会が多くなり、かえって流行が広がったりして・・(苦笑)。

 そういう「軽症インフルエンザ」をどのように見つけるか、それがインフルエンザの診察のポイントでもあります。

 毎年言っている気がしますが、そういう時には脈の診察がとても有用です。「寸口(すんこう)の脈」という脈をみなさん覚えておきましょう。風邪の寒気がしてから1週間、大きく変化する脈ですから、面白いです。このサイトの『図7 六部定位の脈診』の右寸と書いてある位置の脈です。

 ただの風邪のときには無くて、インフルエンザのときにあるものと言えば、
 1.弱くない寒気が3日以上続く
 2.寒気と喉の痛みが同時に出る
 3.調子が悪くなって2日以上経つのに、浮脈から沈脈に向かう気配がない

 風邪の患者さん全員にインフルエンザ検査をするのは医療費の無駄遣いですので、1と2で疑いをつけ、3でより確信を得たら、インフルエンザ検査で確定するというのが良いのではないかと考えます。

 お気づきのことがありましたら、ご遠慮なくlohas@jjclinic.jpまで!

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2009年01月04日