(中医学)六腑の講義から2~膀胱1

 旧メルマガ「実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~」の173号から181号まで、五臓に関する詳細な講義録をお届けしました。バックナンバーを参照してください。

 今回は3月に受講した「次のステップを目指す中医学講座」のノートから内容をご紹介しています。今回は六腑のうちでも膀胱にスポットを当てます。前回同様に講義は下谷武志先生。文責は陣内です。

 膀胱の意味とは何でしょうか?

 水を排泄することは排除機構なのですが、生命維持機構と言っても良いかもしれません。危険なものを体から離す働きです。これを動物的に表現するとどうなるでしょうか?

 動物は危険なものから逃走することで遠ざかります。まさしくこれが膀胱のイメージなのです。

 膀胱に負荷がかかったときの症状は、まず膝に出ます。逃走の果てということでしょうか。そして、危険から適切に離れられない、頻尿、尿漏れなどの症状もあるでしょうし、気持ちが逃げてばかりいる人もいることでしょう。

 動物にとっては逃げることは生命を守る上でとても大切な行為です。人間は天敵が存在しないので、逃げることは日常の中にはないので、忘れてしまった行為のように感じます。

 楽曲の中ではイーグルスの「ホテルカリフォルニア」が、膀胱のイメージをもった歌詞で歌われています。ホテルは楽をしたい人にとっては擬似天国です。しかし気味が悪いので逃げ出したい(けれど逃げられない)。

 (何だか中途半端ですが、来週に続く)

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2009年05月03日