安曇野に行ってきました

 安曇野に行ってきました。長野県です。

 遊びではありません。仕事ですから!!(笑)

 実はこの本の著者である、波場武嗣先生にお会いするのが目的でした。

遥かなり心の旅―悩める友へ
(古書しかありません)

 波場武嗣(著)、講談社、1981/08

 この本は、ある傾いた会社(大きな会社です)の営業マンが、感動のあまり顧客と社員1万人に配ったとのことです。この本のお陰か会社も立ち直ったそうです。

 波場先生は、内省という手法を用いて、自分の中にある自分本位に気づかせ、命や愛の尊さについて教えておられます。方法は複雑ではありませんが、この手法をやり続けて多くの方たちを救われている姿勢には頭が下がります。

 波場先生の作られた施設には、今でも多くの問題を抱えた方たちが集まっていて、内省、瞑想を通じて、自分を見つめる作業をしておられます。私もあるお部屋で、波場先生たちと瞑想をして、とても良い気分になりました。

 実は、波場先生にお会いできることになったので、私は先生の書かれた古書を買い集めました。その中に、恐らく先生が出版されたときにサインされた本が入っておりました。今回、私はそのサインの横に2つめのサインを頂きました。私の宝物です。

 波場先生の書かれた中で私が最も好きなところを書いてみます。

 「老年期は病と孤独のためにあるのではなく、あなたの一生を支えつづけた
 永遠の供給者なる我に気づくためにある静謐の時なのです。」

 現代は人工的な照明や、電磁波など、さまざまなものが土足で邪魔をして、内省のタイミングを奪ってしまっているので、落ち着かない老人が増えていると先生は指摘しています。本当にその通りと手をたたきたくなりました。もちろんどの年代の人たちにも同じことが言えるでしょう。

 私は瞑想と手紙を書くこと、体の気の流れを感じること、電子メールと携帯電話の使用を減らすこと、メディアと触れる機会を少なくすること、などなどで、本当の自分を取り戻しつつあるように感じています。

 人々が良くなるために波場先生にしかできないことがまだまだたくさんあると思います。私に最後にしていただいた、熱い抱擁のように、いつまでも力強く、お元気で頑張っていただきたいです。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2009年09月12日