【栄養療法】ポーリングの言葉2 ~ 栄養の問題は農業問題も絡む?

 栄養療法をおススメしています。先日うちのクリニックで専門カウンセラーによる栄養指導をしていただきました。患者さんも大変熱心で、30分の予定が1時間半くらいカウンセリングしていたようです。

 意識はしているものの、どうしたらよいのか?という健康上の問題を、かなり的確に解決策をアドバイスできます。栄養療法なので、サプリメントで補正するのなら、このようにできます、という指導になります。

 さて先週、ポーリングが「至適量を少し超える量を投与して、あとは体にまかせればよい」と話したということを書きました。

 もしかして昔は栄養不良ということはあったかもしれないけれど、栄養上の偏りからくる病気は存在しなかったのではないか?とふと思いました。

 作物の栄養素は数十年前の数十分の一というものもあるようです。

 食欲が満たされないことが多いのは、カロリーは満たされても、栄養素として満たされないからではないか?と話している先生もいらっしゃいます。

 昔は普通に食べられていれば、栄養素としては「至適量を少し超える量」の摂取は達成されていたのではないか?という疑問を持ちました。

 当時に戻ることはできませんから正解は分かりませんが、作物を作り過ぎたために土地がやせたのか、人口が多くなったために生じたことなのか。何らかの理由で作物の栄養素は減少して、栄養療法が必要になったとも考えられます。根本的には農業問題も絡めて解決を図らないとダメなのでしょう。

 栄養解析データをみると、みんなに欠けている傾向のある栄養素があります。ビタミンB群とか亜鉛、鉄などです。みんなに欠けているということは、人類はすでに、世に生存すべき適者から、少しずつ外れているのかしら?

 ★陣内耳鼻咽喉科クリニックでは、専門カウンセラーによる栄養解析カウンセリングを行っています。解析データのサンプル(私のものと、女性サンプルです)もあります。お気軽にご相談下さい。

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2009年11月01日