【栄養療法】みなさんも私と共に勉強しましょう!~抗酸化作用3
先週、ビタミンCが抗酸化物質として十分に機能するために、ビタミンB群と、グルタチオンが必要であることをお話ししました。
たくさんのビタミンB群とビタミンC、グルタチオンを補給すれば、抗酸化力は完璧か?というとそんなことはありません。
私の例を挙げます。私は以前からビタミンCをそれなりの量飲んでいました。しかし、これでは不十分であることを血液分析が知りました。
実はビタミンEが足りなくなっていたのです。
ビタミンEは脂溶性で、細胞膜がヒドロキシラジカルによって酸化されるのを抑えてくれます。
ところが私の場合には赤血球に溶血(赤血球が壊れること)傾向があり、ふつうの人よりも赤血球を作る働きがとても強くなっていました。しかも溶血によりビリルビンの値が1.61と上がっていました(通常は1以下です!)。
血液分析の結果、ビタミンEの高度欠乏状態と判断され、ビタミンEを毎日大量に服薬しました。その結果、3ヶ月経過した現在、ビリルビン値は1.07まで減少、血液を作る働きもまだ高いですが、やや改善しています。
今回ビタミンEが赤血球の細胞膜を壊れにくくしてくれたですが、そのビタミンEの働きを支えているのはビタミンCなのです。
細胞膜が壊れやすくなっているというのは、症状としては分かりにくく、怖いことだと実感しました。知らぬ間に溶血していることがないか、みなさんもビリルビンの値を見て下さいね。ビタミンCとビタミンEで補える場合もあるのです。
でも何でビタミンEが足りなくなったのかなー?ストレス??(笑)
抗酸化作用については、まだまだ続きます。
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2009年12月27日