【アーユルヴェーダ】 第13回 ~ 肌の若返りについて4
ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、13回目です。
肌の若返りについて、4回目です。
今週は皮膚のシワを予防するハーブについて、ドクターディネーシュに解説していただきます。
肌のしわに使われるハーブは以下の通りです。
1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)
2)Rubia cordifolia (Indian Madder, Manjishtha)
3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
4)Vetiveria sezanoidsなど
ひとつずつ解説していきましょう。
1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)サンダルウッド
皮膚に対しては乾燥肌、皮膚の荒れかゆみ、炎症に効果があります。これはピッタ、すなわち「火」が旺盛な状態を鎮める性質がサンダルウッドにあるからです。現代人には向いているハーブかもしれません。
サンダルウッドは精神面にも影響を与えます。神経系の興奮を冷まし、鎮静させます。頭痛、不眠、神経性疲労のような熱証の興奮状態に有効です。
さらに考え過ぎを抑え、自分の本質と現実を見つめるための精油としてもつかわれています。そういうところから瞑想にも用いられるようです。
私も「火」が強い傾向があるので使ってみたくなりましたー。
来週は同じ冷性のハーブであるRubia cordifolia (マンジュスタ)について解説します。
お楽しみに!
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2010年01月10日