間違いなさそう~風邪のときの軽症インフルエンザ

 先日、風邪をひいているときにインフルエンザにかかると軽症で済むというお話をしました。その後も注意深く観察しておりますが、そういう目で見ているためか、軽症のインフルエンザを多数発見することができます。

 風邪の自然経過は頭にはいっておりますので、その経過からずれている場合、インフルエンザを積極的に疑うようにしております。

 もっとも、インフルエンザの患者さんが診察椅子に座ると、問診をしている間に大抵は(おそらくインフルエンザの波動を受けて)気分が悪くなってきますので気がつきます。相変わらずヘルペスの波動とは区別できません(苦笑)。

 たとえば、のどが痛くなり、のどが渇いてきて咳がでるようになってから、熱はないがだるさが増してきた、気管支炎がある、というような場合です。

 風邪から生じる気管支炎のときに多少上気するようなことはあります。でも風邪としては終わりに近い段階(のどが渇いてきます)になり、熱がたとえなくてもだるさはあってはならない症状です。今週はこのパターンで2人の熱なしインフルエンザ患者さんを見つけました。

 インフルエンザは熱がなくても、だるさが強かったら疑ってよい病気であることは覚えておきましょう。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年01月10日